宮城県仙台市を中心として、質の高い救急医療を実践するために必要な教育・研修活動や、地域密着型の救護ボランティア等の活動を行っています。

救命救急と医療安全を学び実践する会(ALPEN)とは

市民のいのちを救う

 我々の活動は、一般市民や医療従事者を対象に、救急医療・災害医療・医療安全に関する教育や最新の情報提供を行いながら、その市民や医療従事者が連携して、生命の危機に陥った人たちの救命や、その後の社会復帰に貢献することを目的としています。ALPENは、2006年に同じ目的を持った医師、看護師、救急救命士等の有志により設立され、これまで多くの人材を育成しながら、地域における医療活動に貢献しています。

事業内容

AHA仙台ECCトレーニングサイト

日本ACLS協会の地域トレーニングサイトとして、アメリカ心臓協会(AHA)が作成した救命処置に関するトレーニングコース及びインストラクター養成コースを開催しています。

参加申し込みは、日本ACLS協会のホームページよりお願いします。→http://acls.jp/

■一次救命処置(BLS)
 成人、乳児、小児の一次救命処置、気道異物の除去、AEDの使用を学びます。医師、看護師、救急隊員など日頃救命の現場に携わる方はもとより、学校の先生、スポーツインストラクターの方や一般の方でも受講は可能です。

■二次救命処置(ACLS)
 BLSを基盤としたより高度な二次救命処置(心停止、重症不整脈、急性冠症候群、脳卒中の初期治療)を学びます。医療従事者、救急隊員(BLS有効期限内資格保持者)を対象としたコースです。

■小児の救命処置(PEARS)
 病院内外での小児の緊急事態に対する救命処置、特に小児の病態の評価を中心とした医療従事者を対象としたコースです。目の前の乳児、小児に対する救命のための初期評価を的確にできるようになる事を目的とします。

■ハートセイバーCPR AED
 人が急に倒れたり、倒れている人を発見した場合に、救急隊や医師に引き継ぐまでの間に行う対応を学びます。心肺蘇生法とAEDに興味のある方一般市民の方、スポーツインストラクター、AED設置施設職員、学校や幼稚園の先生方、 職場の健康管理責任者、アミューズメントパーク職員等の他、医療従事者(医師、看護師、救命士等)にも有効なコースです。

PUSH講習会

 胸骨圧迫(心臓マッサージ)だけの誰でもできる心肺蘇生の普及を通じて、突然倒れた方を救命できる地域づくりを目指すPUSHプロジェクトの活動に賛同し、プロジェクトが認定するコースを開催しています。

NPO法人ALPEN オリジナルコース

ALPENが独自で開催している講習会を開催しています。

■Sendai ECMO Sim
 人工心肺用回路システムと模擬血管回路を用いて、プライミング/カニュレーション/接続/維持/離脱/トラブル対処/シナリオ練習を行います。シナリオは、心原性ショック、右心不全、ECPR等を実施予定です。

■SimMarathon
 SimMan3Gを用いた内因・外因を問わないER/Critical Care三次救急の超リアルシミュレーションです。シナリオは、難治性VF、重症肺塞栓、多発外傷、熱傷、致死的薬物中毒、電解質・代謝異常、環境障害、敗血症性ショック、ARDS、急性心不全、アナフィラキシー、急性大動脈解離、挿管困難症 etc(ECMOも全て実施)を実施予定です。

学会が認定する研修会の開催

救急医療関係の学会が認定する各種講習会を開催しています。

■日本内科学会JMECC(内科救急・ICLS講習会)
 JMECCは日本救急医学会策定のICLSを基盤とし、心停止時のみならず、緊急を要する急病患者への対応を加えたプログラムです。新専門医制度での、内科専門医養成のためのカリキュラムでも、JMECC受講が加わるとされています。

■神経救急蘇生(ISLS)
 神経蘇生初期診療に対する一定の手順にもとづいて、模擬患者や人形を用いたシミュレーション研修を通じて、神経蘇生に必要なスキルを身につけるトレーニングコースです。ERでの神経救急蘇生に関わる可能性のある救急隊員(救急救命士を含む)、医師、看護師を対象としています。

災害医療に関する研修への活動支援

エマルゴ(災害訓練)やMCLS(多数傷病者への医療対応)等の災害研修の活動支援を行っています。

■エマルゴ
 机上シミュレーションを用いた災害訓練の講習会です。災害を想定し、医療従事者及び被災者に見立てたマグネットを使用し、限られた資源を用い、対応法について学びます。

■MCLSコース
 消防職員・警察職員などが、災害現場で実施するべき医療について理解を深めることを目的としています。災害現場医療に興味のある医療従事者(医師・看護師・コメディカル・病院事務官など)に、トレーニングの機会を提供しています。

救護ボランティア

地域における救護ボランティア活動を行っています。ボランティアスタッフは、普段から救急医療に関わっている人たちです。

■楽天Koboスタジアム宮城
 プロ野球試合中の救護室対応、球場職員に対する心肺蘇生教育等を行っています。

■松島ハーフマラソン/仙台国際ハーフマラソン/泉ヶ岳トレイルラン
 スタートやゴール地点、その他主要ポイントでの救護対応とAEDの待機を行っています。

法人概要

法人名 NPO法人救命救急と医療安全を学び実践する会
設立年月日 2006年5月
理事長 遠藤 智之(東北医科薬科大学 救急科、医師)
副理事長 荒井 啓晶(みやぎ県南中核病院 脳神経外科、医師)
滑川 明男(仙台市立病院 循環器内科、医師)
理事 三引 義明(仙台市立病院 循環器内科、医師)
川上 一岳(みやぎ県南中核病院 救命救急センター、医師)
伊藤 健太(東北大学病院 循環器内科、医師)
森 俊三(仙台市消防局、救急救命士)
庄子 文康(仙台市消防局、救急救命士)
千田 真一(仙台市消防局、救急救命士)
菊地 英夫(元亘理地区行政事務組合消防本部)
今井 浩之(東北大学総合地域医療研修センター、救急救命士)
設楽 恵子(東北大学病院高度救命救急センター、看護師)
監事 山内 聡(大崎市民病院 救命救急センター、医師)
事業内容 市民や医療従事者に対し、救急医療・災害医療・医療安全に関する教育活動や情報提供等の支援事業。地域における医療ボランティア活動。